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目次 1.仏国土・ユートピアとは 2.転生輪廻の法則 3.光の天使の使命 4.菩薩界の建設 5.神は光なり (1988年4月18日の霊示) 1.仏国土・ユートピアとは さて、本章ではユートピア建設について、いろんな話をしてみたいと思います。 私も生前から、人間の地上に生まれてくる目的のひとつは、やはり「仏国土・ユートピアの建設にある」、こういうことをよく言っておりました。まさしくその通りです。私たちが地上に生まれてくる目的は、ひとつには己(おの)れの魂の修行、魂の進化目的というものがありますが、今ひとつには仏国土・ユートピアの建設、こういう目的があるんですね。 これは結局どういうことかというと、神が創った国ですね、世界、これをすべて良くしていこうとする動きですね。良くしていくというのはどういうことかと言うと、そこに住んでいる人が良くなって、そして、住んでいる人同士が仲良く暮らせる。素晴らしく暮せる。幸せな世界が広がる。まあこういうことを、考えているということなんです。 この仏国土・ユートピアの建設というのは、非常に大事な使命であると思います。そして、人間というのは、自分の念(おも)いを実現する力というのがありますね。念いを実現していく、実現化していく、そういう力がありますが、このユートピアの実現というものも、一人でも多くの人が、そうしたことをやりたいと強く願うことによって、現実性を帯びてくるんです。一歩一歩現実へと近づいていく、ということが言えるんです。 だからやはり、まず念わなければ駄目です。念うところから出発するんです。できるだけ多くの人が、仏国土・ユートピアをつくりたい、仏の国をつくりたい、神の国をこの地上につくりたいこういうことを願うことによって、それが一歩一歩近づいていくんです。ところが大多数の人たちというのは、そんなこと考えてもいないんです。あるいはユートピアというようなことを考えていても、それは頭の隅のどこかにあるのであって、現実生活はまったく別々にあるんです。まったく無関係です。 現実の生活は、今日の晩ご飯のおかずを何にするか、タイのお頭がつくかつかないかね。うちの父ちゃんのボーナスが上がるか上がらんかね。地方転勤になったけど早く帰って来ないかとかね。海外勤務についていけるだろうかとか、まあこんなことばかりが気になっていて、なかなかそうした理想論からは遠い現状があるわけですね。 また実社会のなかで働いていても、「自分はユートピア建設のために頑張るんだ」なんて言っていると、非常にシラジラしく聞こえる。こうしたことはあるでしょう。どうでしょうか、みなさん、経験ありませんか。「自分は他の人びとの幸福のために生きるんだ」なんて言っているのを聞いて、「なんだあ青くせえ、ガキみたいだな」とかね。「ああ二十二、三の青年だあ」なんていうふうに言わないでしょうかね。三十歳過ぎて、四十過ぎたら、もう赤ちょうちんの下くぐって焼鳥食べているのが関の山でね、ビール一杯飲むか、二杯飲むかね、底なしか、こんなのを一生懸命競っていますね。そうじゃないでしょうかね。だから青くさく感じるんですね。 ところが実は、青くさく感じるもののなかに、真実があることもあるんだな。人間は自分が年を取ると、経験ということに自信があるかどうか知らないけど、「若い者はね、理想に走りやすいけど、まあ現実はそんなもんじゃないよ」なんて、こういうことを言うようになりますね。 そして、自分の経験ということを主張するけれども、人間の経験というのは、亀の甲羅(こうら)ほどの値打ちもないこともあるんです。つまり、良い方向に向かって一生懸命努力している場合、その経験は蓄積されていって力になるけれども、方向が全然違うところに向いていて経験、蓄積していっても、これは亀の甲羅に苔(こけ)が生えているような、そんな効果しかないこともありますね。 だから、経験と一言で言うことも、まあ、いろんな見方があって一概には言えない。もちろん、いろんなことを知ってきているという意味で、値打ちはあるけれども、その結果、人間がどうなったか、これが問題なわけだな。人間が良くなっていればいいけど、悪くなっていればなんのために経験したかわからないねえ。ヤクザさんの経験ばかり一生懸命積んだって、世の中わかったとは言えない。そうでしょう。どうかな。ね、そうしたもんなんですよ。 だからね、まあ青くさいと思われるユートピア議論のなかに、本当は真実のものがあるんだな。イエス様だって言っているじゃないか。「幼子(おさなご)の如くならなければ、天国へは入れない」って言っているね。幼子の如くって言うのは、まあ赤ちゃんのように無邪気だということだ。大人で赤ちゃんのように無邪気な人は、そう多くはいないだろうけど、まあ青年だね、「青くさくなければ、天国の門は開かん」とこういうことですね。 ま、青くさいと言っても、ゲバ棒ふるっているような学生じゃ、こういう青くささでは天国へは入れませんが、やはり理想というものを失う人間は駄目ですよ。理想とロマンがなければね、人間、本当は駄目ですよ。理想とロマンを失っていく。これが人生の歴史であることが多い。ただ、二十歳過ぎても、三十過ぎても、四十過ぎても、五十過ぎても、六十過ぎてもね、理想を掲げて生きれる人間、これはやはり、ユートピアの戦士であるし、神様の心に近いね。 だから、僕は思うけど、七十、八十になってもまだ理想のある人、立派だね。これは偉人ですよ、一種の偉人だ。だからみなさんどうだ、六十過ぎて七十ぐらいになってくると、もう愚痴(ぐち)ばっかり出るよ。体が痛い、あっちが痛い、こっちが痛い。孫が言うことを聞かんだの、何だのね。 そういうふうな人の悪口、愚痴になっていきますね。これ、平凡人って言います。だから六十、七十過ぎて、そしてまだユートピア建設なんかの理想があると、これは平凡じゃありません。やはり一種の偉人だと思います。歴史に名前が残るかどうかは別だけれども、一種の偉人であることは事実です。 だからね、僕はみなさん年齢に関係なく、あんまり醒(さ)めてほしくないね。ホットな心を忘れないでほしい、情熱をね。そしていくつになっても仏国土・ユートピアという理想を持っててほしい。念うことから始まるんですよ。だから一人でも多くの人が、それを念うということによって、実際に始まっていくんですね。そう思いますよ。 2.転生輪廻の法則 この仏国土・ユートピアを考える際に、私は大切な思想のひとつだと思うのが、やはり「転生輪廻(てんしょうりんね)の法則」です。ま、これは仏教の根本中の根本です。「人間は幾度(いくたび)、幾度も生まれ変わる」「あの世とこの世を循環している」、こういうふうに言われています。 ただ、この生まれ変わりの法則も、原始仏教のなかでは、人間がトカゲに生まれたり、ヘビに生まれたり、カエルに生まれたり、ウサギに生まれたり、まあいろんなものに生まれ変わるようなことも言っているけども、ま、原則それはないっていうことです。例外としては、もちろんないことはないけれども、原則はない。こう考えていいんだな。人間がウサギに生まれたり、ブタに生まれたりっていうことは、そんなにありません。まあめったにない。よっぽどなにか魂修行でもなければ、そういうことはない。ま、ごくごく例外としてね、非常にまれな例外として、ないことはないけどね。 すなわち、なんというかなあ、人間として生まれ変わることの有り難さというのは、もうそういうことをする以外に、わからせることができないというような人ね。こういう人の場合には、たまに一時期ね、一年や二年、動物のなかに宿(やど)って修行するということもないことはないけど、やはり魂は人間です。魂は人間であって、長い意味においては、それも進化の一過程ですね。 だから、たとえばみなさん、自分で想像してみて下さいよ。今世人間やっているけど、人間として今世何十年か生きるけど、やっぱり点数はつくんだよ、必すね。一生の点数つくんだよ。九十点以上とった人、八十点以上、七十点以上、六十点以上、五十点以上、あるんだな、いろいろ点数はつきます。 たとえば、もしそれでね、二十点以下だったら、人間として生まれないっていうような点数だったらどうする。ゾクッとくるだろう。急に心配になってきて、「おう、そうか、それじゃ勉強しなきゃいかんな」と、こうなるねえ。二十点以下だったら動物になっちゃう、なんてね。十五点か二十点の間は犬になって、十点から十四点までの間は猫になってとかね。十点未満は猿になるとか、そんなことだったらみなさん大変ですね。血相を変えちゃいますね。 ま、こういうふうになりますが、単純な動物への生まれ変わりということは、現状ではないけれども、あまりに極悪非道で動物的な畜生のような生涯を送った人の場合には、いったん畜生道に堕(お)ちた後で動物として生まれ変わってくることも、可能性としてはあります。 ただ、長い目では人間として、もちろん戻していくつもりであるけれども、二年や三年ね、たとえば犬という体に宿ることによって、人間としての意識は全部あるわけですが、体が犬、でロを開けばワンワンとしか言えない。これ苦痛ですね。で、飼い主たちが話していることは全部わかるんですね。全部わかるけど、自分の意思表示ができない。そして与えられる食物を食べるだけ。自由な範囲としては、鎖につながれているけど、一日一回散歩につれていってもらえること。これだけが自由。 こうした経験を本当に二年ぐらい積んでみるとどうなるかというと、もう犬の目で見れば、人間ていうのはものすごく限りなくうらやましく見えるんですね。そして、この次に人間として生まれてくる時には、どうかその自由、人間として生まれることの素晴らしさを学んで、精いっぱい生きてみよう。こういうふうな決意ができたら、もう犬に生まれることはないです。人間として生きていくことになるけれども、一部動物のなかには、そういう者もいるんです。 すなわち、人間的感情をそっくり持っている動物もいるんです。ペットを飼っている人のなかに、そういうのを感じる人もいるでしょう。これは人間と一緒だなあ、と思うような感じがあると思いますが、そういう魂もなかにはいるんですね。そして、人間としての素晴らしさを感じることがあります。 まあそれは例外であって、たいていの場合は、天上界と地上界を人間として転生輪廻しています。それが普通の場合です。 そうして、そういう転生輪廻をやっているということによって、ひとつの結論が導かれると思うんです。それは何かというと、一回限りの人生だと思うからこそ、自分の勝手気ままにやりたい、やりたいことをやりたいと思うけれども、何度も何度も転生を繰り返しているとするならば、やはりその間、自分の魂の向上と、それと多くの人たちのために尽くしたいという気持が、みなさん起きないでしょうか。この辺どうでしょうか。まあ、そういうことだと思うんですね。 たとえば、自分の財布の中に千円札しか入っていないと思えば、買い物もできないけども、いっくらでも本当はお金があるんだと思えば、いろんな買い物もできますね。いろんな行動もとれますね。そういうことがありますが、本当は無限の生命を生きていて、いろんな地域に、いろんな時代に生まれてきて、魂経験をするという思想を持っているということは、一体どういうことか。そういう観点からもう一回見てごらん。 たとえば、今の二十世紀の日本に生まれるということは、どういうことかということを考えてみると、ああこれはまれなチャンスだなあと思う。こうした非常に高度に発達した文明に、そうした仏法が説かれる時代に生まれ合わせたということは、有り難いことだよね。 この感激というのを忘れちゃあいけないね。この感激を感じたら、さあじゃあどうする、ということになるわけだな。じゃあ一生人間遊んで暮らして、一生酒飲んで、一生女性とつき合って、一生それだけかどうかだな。考えてみたら、そうでもないなあ。やはり、もっと有意義なことをしなければいけない。そんなちゃらんぽらんな人生でいいと思うかい。そうだろう。 だから、自分が死んだ時のことを考えて、自分の人生を振り返ってみた時に、そこにやはり何かの反省点があるんじゃないかい。僕はそう思うよ。そこには、何か死んだ時のことを考えたら、「ああしまった。もっとああしとけばよかった」ということがあるんじゃないかい。そうしたことをひとつの発想の出発点としてね、ユートピアというのも考えていく必要がある。まあ僕は、そういうふうに思うねえ。 3.光の天使の使命 まあ、こうしたユートピアづくりだけども、やはりね、物事には、いつの時代にも先生役っていうのがいるんですね。先生がいなきゃあ、やっぱりわからんところもある。学校にも先生がいるぐらいだから、やっぱりユートピアづくりにも先生がいるんじゃないかと、まあこういうことだな。 この先生になっているのが、光の天使たちなんですね。光の天使として地上に出る人、これが先生なわけですね。そしてその先生の後ろ姿を見て、人はついてくるわけです。この世的に人材登用、選出の方法はいくらでもあるわけだけども、先生方がいわゆる神理を悟っているわけではない。だから、まあ光の天使が地上にも数多く出るわけだけれども、どれが本当の光の天使かどうか、これがわかりにくいね。随分わかりにくいということがあると思いますね。 宗教家も数多いけど、区別がつかないね。みんなどうだい、つくかい。それぞれの人が勝手なこと言っているね。勝手なことを言って、基本的になんだかんだ言いながら、自分のところが最高の教えで他はそうじゃない。こういうことだね。これは、商道徳よりも劣るような状況じゃないかと思うね。ショッピングセンターとか商店街があって、いろんな店やってるけど、みんなどうだい、自分のところだけが本物の品物で、よそはにせ物だなんて、そんなことやってるだろうか。そうじゃないね、いろんな店が集まって、やっぱりなんていうかね、ひとつの繁栄というか、発展、賑(にぎ)わいというのをつくっているんじゃないかね。 だから僕はね、宗教界にも、もう少し寛容の精神が大事だなあと思います。光の天使は、他にも出ていることはあります。光の天使じゃない曇りの天使というのも、まあもちろんいるけれども、なんていうかなあ、やっぱり自分たち以外のところでもね、いいものはやはり誉めてやらなければいけない。 まあただね、問題としてあるのは、宗教界は特に極端が出るんですね。両極端が出る。通常の他の団体だったら、別に光の天使も指導していないかわりに、曇りの天使も指導していないっていうような状況がほとんどだね。ところが宗教界だけは光の天使が指導したり、曇りの天使が指導したりっていうのは非常に濃厚になることがあります。光が強ければ強いほど、影も濃くなる。こういう状況が、現実にあるわけです。 こういうことによって、まあ非常に極端に分かれる。ただ、極端に教えが分かれるけど、そのどれが正しいのか、これが本当にわからないね。だから、真剣に道を求める人にとっては、求めている人にとっては、手引書というのがどうしても必要だ。いちばんいい教え、方向、それはいったい何なのか。どの教えについていけばいいのか。そして、どういう考え方でもって他の教えのことを考えればいいのか。こういうベースがどうしても必要だ。 僕はこれは、現代においてはものすごく貴重な教えだと思うよ。ものすごく貴重じゃないかい。きっとそうだと思う。だから今、私もこうやって霊示集出しているけど、まあそれ以外の人もいろんな教え出しているけれども、光の天使の思想とはいったい何なのかということが、ものすごくはっきりしてきたのではないか。 どうだいみなさん、もうこれで三十何冊目か四十冊目か僕は知らないが、随分本が出ましたが、こういうの読んでくることによって、光の天使の思想とはいったいどの辺にあるのかということが、漠然とではあるけど段だんわかってきたんじゃないかい。ね、どうだい、共通の部分がどの辺にあるのか、こういうのがわかってきたんじゃないかな。そして、それぞれの現在ある古い宗教などの神理が、どの程度残っているのか、どのような輝きが残っているのかね、こうしたものもわかってきたんじゃないでしょうか。まあそう思います。 だからね、もちろんどんな宗教のなかにもいいところはあるけれども、そのなかにも多少間違いもあるし、いいところもある。まあいろいろ考え方があるけれど、霊示集、霊訓集を次つぎと私たちがたたみかけることによって、本当の神理っていうのがどういうところかということが、ニュアンスとしてだいたい感覚がわかってきたのではないでしょうか。その感覚をもとにして、既成のいろんな教えというものを判断した時に、だいたい匂いというものが、そういうものがわかるんじゃないかなあと、僕はそういうふうに思います。 ですから、まあ光の天使の仕事として、私たちは今、天上界からもやってるけれども、地上にも数多くの光の天使が出ているっていうことを、みなさん忘れてはいけないよ。特に、光の天使たちは最後のカルマとして、人より偉くなりたいというカルマをどうしてもみんな持っています。この人より偉くなりたいというカルマが、実は向上心の原動力でもあるし、魂の発展と大いなる仕事の原動力でもあるのだけれども、どうしても人より偉くなりたいっていう気持がある。だから、他人を認めたくないっていう気持があるんだな。 けれども、まあ実際ね、一人だけの力で仏国土・ユートピアができるはずはないんですね。数多くの人たちが、力を合わせてやっていく必要がある。そのように私は思います。ですから、光の天使はやはり、相集まって力を合わせていく、共にひとつの団体でやっていくこともあれば、他の団体でやっていても、お互いに応援歌を送ってやる。まあこういう必要はあるんではないかと思います。 だから、真実の教えだと思ったら、誉めてやるぐらいの雅量(がりょう)、これは大事ですよ。そうして、多くの人が手を携(たずさ)えて、新しいユートピアづくりをしていく。こういう思想を大事にしていただきたい。私はそういうふうに思います。 4.菩薩界の建設 さて、まあこの収録は、現在一九八八年という年数です。もう二十世紀も終わりが来ているわけだけれども、こうした今、天上界にはひとつの大きなプロジェクトがあるんです。それは何かっていうと、この地上世界に、天上界にあるような菩薩界を建設する、こういう大きな計画があるんです。「菩薩界の建設」、これを考えています。そして、菩薩界の建設のために、いったいどういう方法が必要かというと、すなわち菩薩界(ぼさつかい)にあるような、そうした法則性を、この地上に持ち来たらそうと考えているんだね。そういうふうな計画があるということです。 じゃあ菩薩界の掟(おきて)、ルールというものはいったい何か、これについて語ってみたいと思うんだけど、結局ね、菩薩界のルールっていうのは三つに要約されるんですね。三つあります。 菩薩界のルールの第一はね、これは結局、まず常に自分を磨くという姿勢を持っているということ、これがひとつです。常に自ら自己研鑚(けんさん)し、自己向上を目指していくということ。これを菩薩たちは、ひとつのモットーとして持っています。常に自らを向上させていくために努力する。こういうモットーが、ひとつあるのですね。 菩薩界のルールの第二は何かというと、常に他の人びとの幸福を念頭に置いていること。これなんです。他の人びとを、どうやったら幸福にできるかっていうことを、常に念頭に置いている。その意味において、菩薩の世界に住んでいる人たちはお人好しばっかりです。お人好しです。本当にお人好しですね。お人好しの世界なんです。皆さんのなかのずる賢い人から見れば、笑っちゃいますが、本当にお人好しの世界で、お人好しばっかりいるんです。高橋信次みたいなお人好しがいっぱいいるんです。あっちにもこっちにもね。 でもね、僕はいいんじゃないかと思うよ。地上にいる時は、お人好しっていうのは馬鹿みたいで、商売しても損してばっかりいたり、職場でも怒られてばっかりいることも多いけども、お人好しって立派じゃないか。こんな物質世界のなかにおいて、人がいいっていうことは、そのままでいられるっていうことはこんないいことないね。フンフン人の言うことを聞いてあげて、よく騙(だま)されてばっかりいて、損ばっかりしてるけど、でもなんとなくニコニコして生きている。こんなお人好しって非常にいいよねえ。どうだい、僕はそう思うね。だからまあ、言葉を換えればお人好しだけれども、常に他人の幸福を念頭に置いている。これが、菩薩界にいるための第二の条件なんです。 一番目が自己研鑚という姿勢を持っていること。二番目が常に他人の幸福というものを念頭に置いていること。これだったね。 三番目は、やはり、神の使い、使者、あるいは補助者として仕事をするということを自覚しているということだ。神の補助者としての自覚、これが大事です。神そのものになるような人にゃありませんが、菩薩というのは、やはり神の補助者として、あるいは如来(にょらい)の助け人として生きている。これが菩薩の使命です。 すなわち、「神様の仕事を助けるために、少しでも神様が楽になるように、神様の計画が達成されるように、お助けしている。これが私たちの仕事だ」。まあこのように菩薩は思っているわけなんです。根本的な法というもの、それそのものは説くことはできないですが、しかし神様のその法を助ける。そして広める。こういうことをしている。これが菩薩の世界ですね。 ですから、菩薩界の建設が、地上でひとつの目標課題となっているということは、この三つのルールを満たすようになってくるということです。こうしてみると、第一番目に地上に生きている人たちが常に自己研鑚、自己向上の意欲に燃えて生きられるような、そういう風潮をつくっていくこと。第二に、地上に生きている人が、みんな他人の幸福ということを念頭に置いて生活すること。第三番目は、神の補助者として、神の協力者として、神の使命の一端を担う者として生きていくこと。この三つの自覚を持つということです。これがとても大事なわけです。 この三つがだいたい満たされた時に、確かに地上が菩薩界に変わっていくと僕は思います。地上菩薩界の誕生だね。だからみなさん、菩薩になるって難しいことじゃないよ。結局この三つでいいんだよ。自己研鑚を忘れず、他人の幸福を念頭に置いて、そして神の補助者の一人として生きていくこと。これができれば、菩薩です。簡単だろう、どうだ。できない。あっそう。まあできないかもわからないけれども、目標は簡単ですから、この三つですから、これを念頭に置いて生きていくこと。やっぱりこれが大事じゃないかね。 5.神は光なり 本章の終わりに当たりまして、また「神は光なり」ということを、説いておきたいと思います。 神様というのは光そのものです。そして、地上にいる人間には目には見えませんが、実在の世界には神の光が燦(さん)さんと降り注いでいます。そしてその光は、地上にいる人間にも降り注いでいるのです。人間というのは、実際の太陽、三次元の太陽に照らされているだけではなくて、太陽が沈んでいる時にも、実在界の神の光というのは燦(さん)さんと降り注いでいるのです。そして、心調和して生きていればいるほど、その神の光がますますたくさん当たるようになりますし、神の光を妨げるような、そうした想念の曇りをつくっていると、だんだん光が射さなくなってくる。ま、そういうふうな現状になっているわけです。 こうしてみると、この神の光、神が光であるということの探究が、もう少し要(い)るんじゃないかなあと僕は思います。地上にいても、霊道を開いた人はよくわかるんですが、心の窓を開いていると、光というのはね、神の光というのは本当に燦さんと射してくることがあるんです。 そして、日々真実の心を探究しているうちに、たとえば聖者の言葉を聞いて感動をする、あるいは、こうした霊訓集のようなものを読んで感動する、こうした時に、胸に、サァーッと暖かいものが射してくる感じがあるのです。サァーッと胸が暖かくなって、顔に赤みがさしてくる。まあこうしたことがあります。これが神の光なんです。もし私のこの本を読んでいて、胸がサァーッと暖かくなってきたり、あるいは涙がこみ上げてきたり、頬に赤みがさしてきたりしたら、これは神の光が射してきたんです。本当に体全体が暖かくなるんです。 ところがこれが、たとえば心が間違っていて、地獄霊なんかに支配されていると、本当に体が寒いし、冷たいし、いつも何か調子が悪いです。体が重いです。だるい感じがします。こういうふうに体がけだるくて、重くて、だるく、苦しいと、やっぱりユートピアつくろうと思っても、そう簡単にできないですね。いつも体が重い。いつも苦しい。いつも愚痴がでる。こういう状況では、なかなかユートピアはできないね。やはり、体が温かくて、そして軽くて、そして元気でにこやかで、すこやかだったら、やっぱり他人に対しても笑顔を振りまけるし、いいこともできると思う。だから、こういう個人としてのこの体調、および心の調子の管理、これが非常に大事です。 そうすると、結局どういうふうにすればいいかというと、いつも神の光が射すような状態、状況、これであれば、非常にこの世の中は楽だっていうことです。楽に住めるんです。私はそう思います。楽に住めるんですよ。実に楽ですね。いつも神の光が燦さんと射しているような状況だったら、ニコニコ、ニコニコしていけるんですね。 どういうふうにすれば、じゃあ神の光が射してくるかというと、心にひっかかりをつくらないことです。このひっかかりのことを執着とも言います。心が執着で苦しんでいると、光が射さなくなるんです。曇りをつくっていきます。だから、心に執着をつくらない。ひっかかりをつくらない。これが大事です。 じゃあどうしたら、ひっかかりをつくらないかというと、結局、一日のうちで、心に去来するものを見ていて、いつも一定のところに行っていないか、お金だとか、食べ物だとか、地位、名誉、人の言葉、愛情の不足、こんなことにいつも心が止まってないかどうか考えてほしいんです。だから、そうしたものに止まってるとしたら、それを取り除くことが大事です。正当にそれを評価し、考え、検討して、徹底的に反省したのなら、もう振り返らないで、サラッと流していく。そして、春の小川のように、五月の風のように、爽やかな気持でいつも生きることです。くよくよしないことです。 昨日は昨日でわずらえばいいじゃないか。昨日わずらったことを、今日またわずらわなければいけない理由はないでしょう。昨日の晩、いやな電話がかかっても、今日もそのことについて悩まなければいけない理由はない。昨日いやな電話があったら、それをサラッと忘れて、今日また出直していく。そうじゃないかな。それを根に持って、一年、二年思ったところで何の得もないし、心に苦しみかがあるだけだ。サラサラといつも流していく。そして、透明感のある人生を生きていく。これが大事だと、僕は思うんだね。 だから、透明感溢れる毎日を生きていると、神の光が燦さんと射してくるのです。そしてそれが、ひとつの幸福の原動力になる。そして、ユートピア建設の力にもなっていく。そうに違いない。僕はそういうふうに思います。だから、ユートピアの原動力は結局、透明感溢(あふ)れる生活、そして、神の光がいつも射してくる、飾らないで、そして誰から見られても恥ずかしくないような、そうした天真爛漫(てんしんらんまん)な、天使のような生き方をすることです。それが大事ですよ。いいかな。
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〈神聖皇国ウェストランデ〉の一部、現実世界では和歌山にあたる地方で 子供たちが砂糖菓子になってしまうという事件が起こっていた。 アキバを拠点とする《冒険者》にとって敵対するミナミを含む〈神聖皇国ウェストランデ〉は危険な地域だが、 詳しい情報がなければアキバの街にも被害が及ぶかもしれない! そこで《円卓会議》は腕の立つ冒険者数人に現地調査をさせることを決定した… ログホライズンTRPG 「オカシな子供たち!和歌山に進入せよ!」 魂の翼持つ《冒険者》達よ、地平線の彼方に新たな記録を刻め 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【名前】 キカイトピア 【読み方】 きかいとぴあ 【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー 【分類】 異世界/平行世界 【名前の由来】 機械+ディストピア? 【詳細】 キカイノイドと呼ばれる機械生命体達が暮らす地球とは別の異世界。 トジテンド王朝が力と恐怖による支配体制を築きあげた世界で、大王たるボッコワウスを始めとした上層部以外のキカイノイドに対しては容赦のない暴力で従わせている。 上級戦闘員であるクダイターでさえ、一般市民及びジュランのような通常のキカイノイドを「庶民キカイノイド」とあからさまに見下しているほど。 清掃員としてトジテンドパレスで働いていたブルーンはクダイターやクダックにさえ虐げられていた。 トジデンドが行った数多の並行世界をトジルギアによって封印、制圧する作戦中、最後に残った人間界のみ封じることが出来ずにキカイトピアの一部と融合してしまった。 地球人とキカイノイド達はなんとかお互いに折り合いをつけて交流しようとしているものの、ゲゲによってボッコワウスが武力による人間界の制圧を開始してしまったためあまりうまく行っていない。 一歩間違えれば人間とキカイノイドによる全面戦争待ったなしではあるが、ボッコワウス等の幹部らは地球人も自分達以外のキカイノイドもどうでもいいと考えているため双方攻撃対象であり、罪のない一般市民という括りで見れば被害者は地球人とキカイノイドも変わらないことか。 第5カイにてジュランの両親はある日突然いなくなったというが、キカイトピアでは珍しいことではないらしい。 徴兵されてクダック等に改造されてしまった…等と考えると仮面ライダー味が増えるが。 人間界と融合してしまったキカイトピアだが領土としてはごく一部であり、幹部らが構えるトジテンドパレスは人間界ではなくキカイトピア側に存在している。 そのため並行世界間ゲートと呼ばれる専用ゲートを通さないと行き来ができず、「見えるのにたどり着けない」状態となっている。 並行世界間ゲートを通るには何らかの条件があるようで、決まった場所に開いたりはせずブルーンが人間界にやってきたのは「気がついたら」で、バラシタラが帰還する際に開かれたのを見た介人は彼にしがみつく形でキカイトピアに行こうとするも何故か一人だけ弾かれてしまっていた。 世界の融合そのものは偶発的なことであり、時間経過で融合が加速するといった自体は見られない。 しかしダイコンワルドの「捨てられたと認識したものを操作する」能力により、本来キカイトピアの住人たちが人間界で普通に暮らしている様子を拡大解釈し「(元キカイトピア住人であるはずの)キカイノイド達は故郷を見”捨てた”」と捉え、世界の融合を加速させようとしたことがある。 【余談】 名前の由来は機械と理想郷を意味するユートピアの反対語、ディストピアを合わせたものと思われる。 なお他の並行世界も「○○トピア」という名称が使われている。 地球とは異なる異世界からの侵略者、そしてその敵の本拠地とも言えるキカイトピアであるが、これまでの敵組織と異なるのは、武力制圧侵略を行うのはキカイトピアを支配するトジテンドの上層部数名に限られるという点。 一般市民に相当する、第1カイにおけるクダイターの言葉を借りるなら「庶民キカイノイド」とされる者達は自分達なりに地球人と仲良くしようとしており、場合によってはトジテントの攻撃に巻き込まれる被害者でもある。 ――――というよりは王朝以外のキカイノイドは、ボッコワウスらを始めとした幹部達の思想についていけず共感もしていない。 無辜の市民に襲いかかるのは、庶民キカイノイドではなく、そうするべきという設定を組み込まれ作られたクダックを始めとする戦闘兵達であるからして。 これは地球人とキカイノイド達の全面戦争を回避するための設定と思われる。 今後の展開によっては迫害などで地球人に負の感情を抱くキカイノイドが出てこないとも限らないが。 昨年の仮面ライダーゼロワンの終盤ではヒューマギアと人間の全面戦争が起こりかねない展開になったことも有り、それらの二番煎じを防ぐためも有るだろう。
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『ユートピア社会主義者たちの夢』 R.L.ハイルブローナー 著 なぜユートピア社会主義者たちは登場したのか。なぜ彼らは現実とは乖離した空想の夢物語を描く必要があったのか。その現場にいなかった私には理解できないほど過酷で残酷な状況がそこにはあったのだろう。19世紀前半のイギリス、そこでの労働者階級の待遇は悲惨なものであった。1日16時間労働や桶の中の残飯を豚と奪い合わせるなど、資本家階級は彼らを同じ人間として扱っていなかった。さらに、アダム・スミス、リカード、マルサスによって形成された経済法則はいつの間にか不可侵なものとなり、経済法則の下で生じる残酷な世界は必然的に成す術のないものとなってしまっていた。この状態を打開しようと極端な思想を展開したのがロバート・オウエン、サン・シモン、シャルル・フーリエをはじめとするユートピア社会主義者たちである。 彼らの思想やそれに基づく行動は私に強烈な印象を与えるものであった。オウエンは、貧困問題を解決するためには貧しい人々を生産活動に従事させることが必要であると説き、それを実現する「共同村」の建設へと私財を注ぎ込んだ。また、シモンやフーリエの思想もサン・シモン教会やファランクスを産み出すに至った。今、私を取り巻く環境が彼らの生きた時代と同じものであったとしたら、私は夢物語を描けるだろうか。恐らく描くことはできないし、できたとしても行動に移すことはできないだろう。そう考えると、彼らは自らの思想に対して絶大な信頼を置いていたことがよくわかる。彼らにとって、彼らの思想は夢物語ではなく現状を打破する唯一無二の考えであったのだ。 私は彼らの信念を追い続ける姿に敬意を表したい。彼らが決めたことを成し遂げる過程では、一時停止はあっても後退はないのだ。この姿勢は私にとって最も欠落しているものの一つであり、見習わなくてはならない。今の私の環境にはそれを修得できる可能性が大いにある。努力すればなんとかなるはずである。何せ「人間は環境の生き物である」のだから。
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【怪人名】 ユートピア・ドーパント 【読み方】 ゆーとぴあ・どーぱんと 【特色/力】 人間の生きる希望を奪い、エネルギーに転換する重力を自在に操作する 【詳細】 財団Xの園咲家担当エージェントであった加頭順がガイアメモリ<ユートピア>を使用し、変身したドーパント態。 携行装備である「理想郷の杖」をふるい、地上の重力を操り、敵の自由を奪って地表に叩きつける特異な能力を持つ。 そのパワーは無尽蔵であり、人間から生きる希望を奪い、自らの身体に蓄えることでエネルギーに転換し、どんどん強くなる能力を持つ。 生命エネルギーを吸われた人間は、身体機能を停止、顔を奪われた状態となってしまう。 ユートピア・ドーパントはこの力を使い、風都の人々から次々と希望や未来を奪っていった。 加頭は死者蘇生兵士~所謂NEVERであった。 先の風都タワーを中心として猛威をふるったテロリスト、大道克己~仮面ライダーエターナルと同様、NEVERプラスガイアメモリのパワーを持った最強のドーパントと言える存在で、翔太郎のフィリップとの決別への躊躇いもあり、Wとアクセルは窮地に立たされることとなる。 最後はフィリップと翔太郎の仮面ライダーとしての強く大きな想いがユートピアのキャパシティーを超え、形勢逆転。 プリズムメモリをドライブさせ、二人のシンクロ度を極限までに高めたプリズムダブルエクストリームによって敗れる事となる。
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___ // } } / / /⌒\__,/⌒\\_// } }_/ / } /\ /⌒ / __/ __} {____ノ { .\_ /⌒ / ̄ ̄ //\ \ ⌒\__,/ ̄ ̄ ̄ ̄\/ / { {__}⌒\\___ \__/ ̄ ̄ ̄\{ /{\_____ \ '⌒\ __} 人 人 \二ニ=- \ } } \ \ \ニ二二\__)/⌒\ }⌒\ /( ̄ \______ '⌒\ /____/⌒\}___ } / ( ̄ ̄ 人__ } /// / /∧ \} 八_//⌒\ ∨/// {ノ^\__{リ/} ∧___,/ }/ / /∧ニ}fニ{リノ} /∧ / /⌒ { ∧こn {リ}l} } } / /// /{ { )}ーく{リ}ノ/___nノ ___/ /// /{_ ⌒\_{_ノ//⌒\ {__/ / / _/____ ̄ ̄\__/// / \ {/ / /(//)__ / / ̄ ̄ \ノ{人_(リ)_ { / {__/ニ⊃ / (\/ ̄ ̄\\ }U}\こ)リ) (リ (リ人ノ{/{ { { ニ⊃/ ⊂ニ  ̄} } \ 〉こ)リ)U} {/{リ) (リ}{h (こ)リ)ツ八ノ{ { {_厂\_⊂ニ_ノ} } } }⌒\リ人リ⌒ __ノリ八八_fリ//⌒\}リ}人___ { {=ニ}/ /}  ̄ ̄ } } } }人ノノ\こリリ) //{リ)八リノツンシ{/⌒ )八ツ}ニ∧∨l} //} / ノ } } } }//}| \リノ /{ {U八ノ⌒⌒V/ンツシリ//ン}リ}シ}∧∨ 人_/ } } } } }ノ}_,ノ //{⌒ Utopia Vow / ユートピアの誓約 (1)(緑) エンチャント — オーラ(Aura) エンチャント(クリーチャー) エンチャントされているクリーチャーは、攻撃したりブロックしたりできない。 エンチャントされているクリーチャーは「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ。 名前 コメント
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目次 1.仏教とユートピア 2.儒教とユートピア 3.ギリシャ哲学とユートピア 4.キリスト教とユートピア 5.ユートピア思想 (1988年4月18日の霊示) 1.仏教とユートピア さて、みなさん、お早う。今日は、ユートピア思想そのものについても、勉強していきたいと考えます。 まずね、いろんな教え、正法神理がありますが、それらの正法神理とユートピアとの関係って言いますかね、兼ね合い、思想のなかのどういうところに、ユートピアの考えが出ているか。こうしたことをザッと見てみたい。こういうふうに思います。 まず最初に、私にとって最も興味もあるし、得意でもあった仏教ですね、仏教の考え方とユートピアの関連について考えてみたい。このように思います。 仏教はみなさんご存じの通り、今から二千五、六百年前に、インドでお釈迦様が生まれて、そして説いた教えですね。四十五年間、いろんな教えを説きました。この間の事情は、私の書いた『人間釈迦』四部作、こういうものにもいろいろと出ていると思いますし、それ以外にも仏教ということでは、随分いろんな文献が出ていますので、みなさんもなるほど仏教というものはこんなもんだなと、こういうふうに思ってるでしょう。 あるいは旅なんかしてホテルなんかに泊まってみると、ホテルのなかでね、いつも机の上に二冊本が置いてありますね。ひとつは聖書ですね。もうひとつは仏典ですね。仏典の対照訳って言いますかね、口語訳って言いますか、そういうのをのせていますね、置いてあります。旅先で仏典を読んで寝れるようにと、まあこういう工夫が、いろんなホテルでなされているように思います。 まあこうして仏教というのは、私たち日本人にとって非常に関(かか)わりの深い教えであります。切っても切れない縁があると思います。決して、奈良とか京都に行けば仏教に会うというのではなくて、私たちの日常生活のなかにも非常に深い関わりがあります。ただその仏教も、いかんせん二千教百年の流れのなかで、その歴史的な意味合いを薄くし、そして現在では亡骸(なきがら)に近い格好になっていると思うのです。 で、まあそうした仏教だけれども、もともとお葬式のためにだけやっていたのかというと、そんなことないんですね。お釈迦様はお葬式の作法なんて、そんなの興味もなかったんです。もともと肉体に興味のなかった方ですから、お葬式の作法なんてどうでもいいんだね。また、お釈迦様は観光収入なんか全然気にしてませんでしたから、そうした仏教ではなかったと思います。 やはり仏教と言いつつも、ひとつの真実の学問であった。まあこういうことが言えます。神理の体系、また神の教えを、大学でも教えてくれないような、そうした神の教え、神への学問、神の学問を教えていた。そしてお弟子さんたちは、それを一生懸命勉強していた。そして自らの悟りを得ようとした。そして、それを広げようとしていったと、まあこういう歴史であったと思うのですね。 さて、じゃあ仏教思想のなかに、どういうふうにユートピアとの関連が見出(みいだ)されるか、こが問題となるわけであります。こうしてみるとね、結局仏教のなかでも小乗仏教、大乗仏教、いろいろあるけれども、小乗っていうのは結局ね、個人のユートピアだな、個のユートピアの探究ではないかなと思うんです。私も、もうすでに語ってきましたけれども、人間の心が結局は幸福への鍵(かぎ)である。そしてユートピアづくりの鍵である。まあこういうことを何度も言いましたが、まさしくその通りですね。そして、心の問題について徹底的に探究したのが、仏教でもあったんじゃないか。まあそういうふうに言えると思います。 心が調和されて安らぐ、そして幸福感に満ちている。これはまさしく、個人の内部でのユートピアの建設そのものになるわけですね。したがって仏教は、そういう意味で、非常に個のユートピアということを重視した。そう言えるんじゃないかと思います。 そして、大乗の段階に至って、いろいろ人びとを救っていく。大乗っていうのは、まあ大きな乗り舟だねえ。大きな船、乗り物、そういうことですから、まあ渡し舟でも千石船(せんごくぶね)みたいな大きな船でね、それで多く人も乗せられる。まあこういうことだね。こういうユートピア建設、すなわち、個人一人が楽しんでいればいいというのではなくて、やっぱり集団で、その幸せな感覚を共有し合う、そして維持する。こういうことができるようになっていく。これが大乗的ユートピアの世界ですね。 だから仏教は、やはりその根本に、ユートピア思想を持っていると考えていいでしょう。どうしたら人間が本当の意味で幸せになるか、これを探究したのではないか。こう言えるんではないかと思います。これが、「仏教とユートピア」というお話です。 2.儒教とユートピア まあ仏教は、そういうことで話をしましたが、儒教はどうか。儒教っていうのも、やはり今から二千五百年、あるいは二千四百年かね、よく知リませんが、その昔に、中国に孔子様という偉い方が出られて、そして説かれた教えというふうになっていますね。 まあ『論語』とかいろいろありますねえ、孔子様の教えというのが、弟子との対話篇で『論語』というのがあります。そしてこれも二千何百年にわたって、中国大陸でも読み継がれてきましたし、日本でも随分、勉強されてきた本ですね。そして、人びとの生きる糧(かて)となった。則(のり)となった。まあこういうことがあると思います。 さて、『論語』において孔子様がいかなる思想を開陳(かいちん)しているか。まあこれは私に聞くより孔子様に聞いた方が、もちろん早いでしょうね。そう思いますが、ただね、彼はあまり霊的なものは重視しなかった、という事実はありますが、やはり人間づくりということに、非常なウェイトを置いたんですね。学問の徳と言いますかね、学問をする、学ぶということを通して、どのように徳性を磨いていくか、こうしたことに孔子様はウェイトを置きました。 なぜそういうことをしたかと言うと、結局、霊的世界のみにどっぶりと浸(つ)かってしまうと、人間はやはり勝機(しょうき)を逸してしまうことが多いと。そういうことだね。霊的世界について、孔子様は本当に知らなかったかといったら、そんなことないんです。知ってたんですね。知ってたし、いろんなインスピレーションと言いますか、指導霊の指導を受けていたことは、事実そういう状況にはあったわけです。 ただ、彼は非常に頭のいい方であった。頭のいい方だったんですね。まあ政治家でもあって、官僚でもあったわけだけれども、また説法家でもありましたが、頭のいい方であった。そして、多くの人を長い時間、何百年、何千年にわたって導いていくためには、どのようにしたらよいかということを考えたけれども、やはりそれには普遍的な方法論が必要である。霊的体験というのは個人に属するものであって、普遍的なるものとはどうしても言えない。こういうことで「学問的知性」というものを、かなり重視したのではないかと思います。 そしてソクラテスなんかもそうでしょうが、「学徳」というものね、これの探究をしたんではないか。そして、いろんな徳目をあげて、それを磨くように努力せよ、こういうことを人びとに教えたわけですね。そうしてこの思想そのものが、後の中国の官僚制度と言いますかね、人材登用に用いられていった。これはみなさん今は当然のことだと思っているかも知れないけれども、非常に画期的なことでもあったんです。 今、日本では司法試験とか言って法律の試験があったり、あるいは公務員試験とか言ってね、教養試験だ、専門試験だなんてやってますが、そうしたものじゃなくて、この孔子の『論語』であるとか、あるいは『大学』であるとか『中庸』であるとか、いろんな本があの時代に出ていますが、こうしたものがテキストになって、その後、何百年の間、中国の約千年以上でしょうか、官吏登用の試験題目になったんだね。そして、それを学んでよくできた人が登用された。これを「科挙(かきょ)」と言いますね。科挙の制度がありました。 こうしてみると、光の天使の言行録や思想を勉強した者が、国家の有為(ゆうい)な人材として認められていく。こういうシステムが、厳としてあったわけです。これをみると、現代、いろんなことをやっていますが、ここに孔子の儒教、あるいは釈迦の仏教、これらを兼ね合わしたような構想が、裏にあるということが窺(うかが)われるわけです。本当に勉強して身につくと言いますか、損をしないものというのは、実は、光の天使たちの言葉の勉強、あるいは神理の勉強なんですね。 これは、この世とあの世を貫いていく勉強であって、この世で勉強したことが、あの世でそのまま役に立つんですね。まあ天国への予備校にもなるわけです。そうした天国への予備校ともなる、天国への入学試験ともなるような試験を、地上の官吏登用にやった。こういうことが、中国における面白い特色として挙げられると思うんです。 こうしてみると、孔子の考えとユートピアというのは、どの辺に構想があったかというと、この神理の言葉を、できるだけ常識的な形でまとめて、そして、優秀な人たちにそれを学ばさせる。こういう方法をとったわけです。つまり人材輩出の方法、人材選出の方法、人材を磨いていくための方法として、神理というものを使った。まあこういうところがあると思うのです。 これは非常に面白いですね。まあ個人としての徳目、いくつかの徳をつけるために勉強していくわけですが、これが結局、国家社会的な人材にもなり得るということで、全体的なユートピアの戦士となれる。こういう方法があったわけです。 これはまた、私は現代にも生きる考え方だと思います。神理をより多く学んだ者が、政治や経済や、あるいはその他のいろんな領域で活躍できる。こういう時代が来なければ嘘(うそ)だし、本当の意味でのユートピアはできないですね。この意味において、神理をひとつの勉強対象として、人びとが我を争って勉強する。こういう体制をつくっていくことが、非常に素晴らしいことではないか。この勉強はまったく無駄がない。本当にそうだと思いますね。 そういう意味で、儒教のなかにも、ユートピアの対象として考えるべき思想が流れている。まあこういうふうに、私は思います。 3.ギリシャ哲学とユートピア さて、仏教、儒教というお話をしてきましたけれども、ギリシャの哲学はどうか考えてみたいと思います。まあ高橋信次がギリシャ哲学を勉強したのかと言うと、全然私は勉強していないんですがね。勉強してはいませんが、まあものの話としていろいろ聞いています。ソクラテスやプラトンやね、アリストテレスが偉大であることぐらい、みんな知っていますよ。当然知っています。私だって知っているぐらいですから、小学生でも知ってるかもしれませんね。 それほどギリシャ哲学というものも、大きな影響を持ちました。このソクラテス、プラトン、それからアリストテレスという三人の如来(にょらい)ですね、偉大な如来たちが同時代にバトンタッチして出て来たということ、この三人が山の尾根みたいになって、ギリシャ哲学を押し上げてるんですね。そして、彼らの思想というものが、西欧の歴史を創ってきた。まあこう言っても過言ではないと思います。 根本的な思想っていうのは、いつもそうなんですね。異常に高い思想があるんです。あるいは深い思想、一本の大木のような思想があるんです。そして、その周りにいろんな枝がついていき、葉が繁っていき、段々見事なものになっていくんですね。こういうふうに、ギリシャ哲学というものも非常に難しいですし、観念論的でもありますし、難解ですが、この難解さを超えたところに、やはり根本となるべき法の高みがあったのではないかと思います。 ソクラテスやプラトンなども転生輪廻(てんしょうりんね)ということを信じていましたし、プラトンなんかは、熱心な、実在世界の唱道者であったわけです。イデアの世界という話を随分していますが、地上を去った世界には、実在界には、本当のエデンの園というのがあって、そのエデンの園の影を私たちが見ているに過ぎない。こういうことを、プラトンは言っているようであります。 現実に、ソクラテスやプラトンも幽体離脱という行為を通して、肉体から抜け出して天上界に還(かえ)り、そしてさまざまなことを学んでいた。そして、ソクラテスなども守護霊がいて、いつもその守護霊の声に従って行動していた。まあそういうことが言われています。 これは、現代の哲学者たちがいくら考えてもわからないんですね。抽象的なことではないか、何かたとえ話じゃないかと思ってるのですが、守護霊と話をするってことが、現代の哲学者には全然わからないから、ソクラテスの行為というのは非常に難しい。わからなくなってます。だから霊的な側面を捨て、思想としてのみ取り上げようとする人もいるし、まあいろいろあります。ただ、結局、そのギリシャ哲学の高みはどこにあったかというと、実在世界の存在というものを、知的描写、知的方法によって、この地上に解き放った。こういう面があると思いますね。これを言うことができる。 また、ギリシャで大事なことは、いわゆる共同体社会っていうのが出来たことですね。ソクラテスの頃にね、ポリス社会って言うんでしょ、ポリスと言う都市国家ですね、小さな都市国家がいっぱい出来て、そのなかで自治が行われて、政治に参画するっていうことは非常に名誉なこと、名誉な政治参画ということになっていた。そして共同体建設のために、みんな頑張ってやったわけですね。こういうポリス社会というのがありました。都市国家というのがあったね。こうして、その市民であるということが非常に名誉であった。まあこういう時代であったと思います。 ここにやはり、個としてのユートピア、つまり個人としての悟りを求めて人間としての徳性を磨くという方向と、同時に、社会への波及、共同体のなかでのそうした理想の実現という現象、この両面があったと言えると思うんです。すなわち、やはり本当の正法神理と言いますか、まあ神理というのは、常に個人としてのレベルアップの側面と、共同体としての理想化の側面、この両方を持っているんですよ。この両方がなければ、本当のものとは言えない。ギリシャ哲学のなかにも、ちゃんとそうした流れはあるっていうことです。これを私たちは認めなきゃいけないと思います。 凡庸な哲学者であったのではなくて、彼らは非常に現実に対してね、厳しい目を注いでいた。ソクラテスにしても、現実に対して非常に厳しい目を注いでいて、このアテネの何と言いますか、詭弁家(きべんか)と言いますか、ソフィストですか、相手に知的議論を次々にふっかけて論破していったわけですが、結局現実の腐敗と言いますかね、これに対する非常に厳しい姿勢を持っていたと思うのです。 そのアテネのソフィストと言うか、詭弁家たちっていうのは、現代で言えばいろんな新興宗教でしょう。彼らは新興宗教家たちの間違いを、正していったということですね。こういう面があった。現実に随分配慮していたし、プラトンなんかも、随分、現実社会をどうやって光明化していくかということに心を配った。そういう形跡が窺(うかが)えるわけです。 4.キリスト教とユートピア さて、仏教、儒教、ギリシャ哲学と来ましたが、キリスト教についても触れておきたいと思うんですね。 キリスト教とユートピア思想との関連、ということですが、やはりこれもあります。ただ、イエス様はユートピア思想として、神の国ということを、もうはっきり打ち出しています。神の国という思想、英語でなんて言うんですか、ザ・キングダム・オブ・ゴッドと言うんですか、神の王国ですね、これを持ち来たらさんとする、地上にね、持って来た、私は持って来た、ということを言ってますね。 そして、聖書のなかでも非常に面白い思想として、悔い改めの大事さを言っていますね。仏数的に言えば反省ですが、「汝ら悔い改めよ。悔い改めた時に神の国はそこに近づく」「天国はそこに現出するんだ」。こういうことを随分言っています。「心改めなければいけない。考えを改めなければいけない。そこでグラッと神様の方に心が向いた時に、天国が出て来るんだよ。神の王国っていうのは、そこにあり、かしこにありというような、そんな王国じゃないんだ。そうではなくて、それは心の王国なんだ」。こういうことをイエス様は言っているのですね。「だから、人びとが間違った念(おも)いや行いというものを悔い改めた時に、そこにたちまちにして神の王国が現れるんだ」。こういうことを言っているわけです。 まことにこれは、革命的な言葉であったわけです。当時、王国というのは、やはり建造物といいますか、お城があって、兵隊がいっぱいいて、そして国を守って、王国ができる。こういう考えがあったわけですが、イエス様の言う王国というのは、そうじゃない。一人ひとりの心のなかにつくる王国であったわけです。心のなかの王国、これがイエス様の言った王国なんです。 そして、イエス様はその心のなかの王国というのを、単に人間の本当の胸のなかに入っている、小さな王国だけを意味したとは思えないふしがあるわけです。「こうした胸のなかに小さな王国をつくっていくわけだが、その王国は実は神の天国とつながっているのだ。心のなかに王国をつくるということは、すなわち天国の住人になるということを意味しているのだ。神の王国にいるということと同じなんだ」、まあ、こういうふうに言ってますね。 ただ、イエス様もこのユートピア思想を説くにあたって随分、苦難、困難があったことは、みなさんもうご存じの通りです。大変ですね。だから神理をいろいろ説いたけれども、招かれる者は多いが選ばれる者は少ないと、そういうふうな言葉で言うように、なかなかイエス様の真実の言葉、神理がわかった人は少なかった。このように言えると思います。 でもみなさん、どうですか、聖書だと思わずに、キリスト教の思想だと思わずに、考えてごらん。胸に手を当てて考えてごらん。「悔い改めよ。天国は近づけり」、まあこういうふうに言ってますね。これは「反省をせよ。反省した時に、心が光に満ちたユートピアとなっていくのだ」、こういう教えですよ。簡単なことなんです。基本はいつも簡単です。 ですから、日々に自らの心を反省して、間違った念いや行いに関しては、徹底的に反省することです。そして、神様に詫(わ)びることです。「神よ、どうか許してください」。神に詫びるのが悔しかったら、高橋信次に詫びればいいですね。「高橋信次先生どうもごめんなさい。先生の本を読んで、これは漫才のネタ本だと思ってたら、実はいいこと書いてありました。私の罪を許して下さい。あなたを馬鹿にしたことの罪を許して下さい。本当はあなたは素晴らしい教えを説いていた。それをダジャレのタネ本だと思っていた私は、大変恥ずかしかった。先生どうぞ許して下さい」。こういうやり方ですね。 そういうふうに悔い改めた時に、神様や、あるいは高橋信次は、「よしよしええ子じゃ、ええ子じゃ」とね、「わかってくれたらいいんだよ。僕の気持がわかったらいいんだよ。ね、だから僕のことなんか別に気にしなくていいから、僕の本読んだらね、それで変わらなきゃいけないよ」ってね。全然変わらないんだったら、何のために読んだかわからない。本を読んだっていうのはね、ただ活字に目を通しただけじゃ意味ないんですよ。読んだら変わらなきゃいかん。心が変わらなきゃ嘘(うそ)です。心が変わったら、それを実行することです。そうでしょう。 そして私たちの本を読んで、霊的世界が本当にあるということがわかって、神への感謝の念が湧いてきたら「報恩」ということですね。感謝に対しては報恩、恩を報いていくということが大事ですよ。だから私の本を読んでね、神理を悟ったら、そのご恩返しは高橋信次にしなくてもいい。高橋信次の肖像画置いて、そこにお宴銭を上げたりね、灯明上げたりする必要は全然ありません。ないから、ただその有り難いという気持があったら、それを世の中に還元していきなさい。自分の周りの人に、自分が接する人に、その感謝の気持を還元していきなさい。 じゃあ感謝の気持を還元するというのは、いったいどういうことかね、どういうことだと思うかい。それはね、結局こういうことですよ。自分が知った神理、それをね、日々に実践していくこと。神様はそうした偉大な計画でもって、ユートピアづくりに励んでこられたんだ。そして、いつの時代も休むことなく働いておられるんだ。そういうことを知った時に、自分もユートピアの一員として、ちょっとは何かお返しをしたい、働いてみたいなあと、こう思うのが人間として当然のことですよ。これは当然の筋なんです。筋道なんですね。 だから、そういうふうに思ったら、やはり実践してみることです。イエス様の教え、キリスト教、クリスチャンでなければ救われんとか、教会に行かなければ救われんとかね、特定の教会に登録しなければ救われんとか、こんな思想はおかしいです。そうじゃありません。 結局ね、イエス様の思想というのはね、まあいろいろあるけれども、要約したらこの二点だと僕は思うんですよ。「悔い改めよ」「悔い改めた時に、神の国は近づけり」。まあこういう思想と、もうひとつは「愛」ですね、「愛せよ」ということです。「とにかく愛せよ。徹底的に愛せよ」ということです。「いろんなもの、人、神を、すべてを愛しなさい」。この二つです。これが、イエスの思想の核であろうと、私は思います。そしてね、ユートピアの原理もここにある。こういうふうに思えるのですね。やはり「反省と愛」、これがユートピアの原理なんです。 5.ユートピア思想 まあ以上、いろいろとユートピアについて、過去の思想に照らした話をしてきたわけですが、ユートピア思想というのもありましたねえ。「中世のユートピア思想」、まあこれは、私が言うよりも、『黄金の法』という本のなかに、中世ユートピアの思想のこともいろいろ書いてありますから、そうしたものも勉強されたらいいと思います。 結局、光の天使っていうのは、お坊さんだけではないっていうことだな。思想家としても出て来ているということです。そして、いろんなユートピアの思想というのが説かれた。これを学んでね、近代の国ができてきたんだ。社会ができてきたんだ。そうしたことを知ってほしいと思うんです。 そしてね、いつの時代にもね、根本にある核は、これなんですよ。いろんな思想家っていうのが出ますね。思想家が輩出するし、哲学者だとか、学者だとか出るけれども、それで時代というものに、その流れに乗って一時期脚光を浴びるけれども、やがて消えていく人と、脚光を浴びるか浴びないか知らないけれども、何百年、何千年経っても思想が残っていく人との違いはどこにあるかというと、根本にやはりユートピアがあるかないかなんです。 ユートピア思想が根本にある人の思想は、やがて残っていくんですよ。それは、ユートピアという考え方自体が、ひとつの大きな愛の流れだからです。これは愛なんです。愛の流れなんです。これがある人は残っていくんです。 それと、霊的世界について悟っている人、知っている人、この霊的世界というものを実感し、それをまあ、そのままストレートに語るか、あるいは脚色するか、やり方はいろいろありますが、この霊的世界、この実感をつかんでいる人の思想というのは深いですね。深いものがある。そして人の心を揺り動かすものがある。こうして、やがて多くの人たちを救っていき、多くの人たちに影響を与えていく。こういう面があるということです。 ここに、ユートピア思想の本当の姿があるわけなんです。だから、まあ宗教のなかにもご利益(りやく)信仰というような形で現れるものもあるけれども、こうしたユートピア思想というような、一層純粋化した姿で現れるものもあるということです。 中世にもいろんなユートピア思想家がいました。トマス・モアであるとかは『ユートピア』っていうような書物を出したそうですね。それ以外にもまあいくつかの思想家がいると思いますが、これからもまた、新たなユートピア思想が説かれていく時代が来ている。私はそう思います。 いろんなユートピアの原理を考えていく時代が来る。そして、人間としての理想のありかた、それから職場での理想のありかた、共同体としての理想のありかた、こうしたものが、段だん探究されていく必要があると思います。またそういう時代が来ているんですよ。みなさんは、そういう時代に生きているんです。 現代のユートピアとして、あなたは何を考える。どういう世界が展開したら、それをユートピア世界だと認定するか。まあこれを考えて下さい。私もこれから考えていくけれども、みなさん方一人ひとりも現代的ユートピアとはいったい何なのか、これを考えていただきたいと思います。まあそういう試験問題も出してみたいね。「君は現代のユートピアとはいったい何だと思うか。そのユートピア建設のために、どのような努力が必要だと思うか。それについて述べてみよ」なんてね、そんな試験問題も出してみたいなあっていう気持がします。まあそういうことですから、みなさんもこれをひとつのテーマとして、考えていただきたいと思います。
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